In the Jungle Groove / James Brown (1986)

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参照:JMB#36

JMB連携TB企画 第36弾 1周年&300突破記念企画/my music tasteに参加~。ぼくの場合はJames Brown。
あれ、Amazonで見たらジャケがカラーだ。ぼくのアナログ版はモノクローム。
なに?、再編集され音も良くなり、しかも曲も追加されて出ていたのか。
買い直しリストに入れなければ。。。
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In the Jungle Groove (1986) 楽曲は1969~1971

なかなか難しいお題「my music taste」。でもやはりJBだなぁ。
そう、ぼくの「my music taste」はJames Brown
その中でもかなりのお気に入りが「In The Jungle Groove」。これはオリジナルではなくコンピもの。
JBマニアのクリフホワイトという方がコンパイルしたもので、こんな人がいるってのも素敵なことです。
皆さんお手持ちのJBのコンピもの、この方の名前がクレジットされていたら安心印!きっと良いコンピです(^^。
この熱い熱いFUNK。彼が生み出したこのBeat。何しろ数あるJBのアルバムを聴き倒すことは出来ず、FUNKとして彼を捕らえるなら、オリジナルのアルバムでなくてもこの「In The Jungle Groove」でも十分。さあ、皆さんも打ちのめされてしまいましょう!
Give it up or turn it a looseの複雑なリズム、Funky Drummerのゆったりとしたリズムであるにもかかわらず感じる熱いグルーブ、ぼく的にはこれらこそがJBであり、初めて聞いたときには「あ~これだよこれ!」とずっと探していたものを見つけられたような気持になった。
それまで聴いてきた音、これ以降聴いてきた音、その中で一番体にフィットするわけです。
JBのバンドであるJB’s(JB’sは1970~なので一部単なる”HIS BAND”も入ってます)は彼のためのバンドだ。メンバーはかっちりと固定されているわけではない。でも良いの、JBが主だから。メンバーは Bootsy、Maceo、Fred、ほかほかほかほか、Bootsyの弟もギター弾いてたり、Maceoの弟がドラム叩いてたり、Sweet Charlesもいるし、Bobby Byrdもしっかり盛り上げてるし。。。。
とにかくJBは王道!彼の楽曲があるから、レアグルーブがあるわけ。このあたりの楽曲をレアグルーブと言ったりしますが、JBのファンクはレアではない!彼がいて、それに続いてメジャーではあまり売れなかった他がレアなのです。ちと乱暴か?でも、レアグルーブとは元々そんなところから出てきた言い方。もちろんレアグルーブの火付け役になったのは事実。
あ、でもぼくが自分で作ったレアグルーブコンピにJB入っちゃってますが(^^;。
もちろんレアなものも大好きなわけですが、JBは別。彼はGOD。
また、このアルバムはBreak Beatsしてくださいと言わんばかりの作りで、Funky DrummerのBonus Beatがまさにそう。Clyde Stubblefieldのドラムは永遠だなぁ。そしてこれらのトラックは実際にかなり使われてきている。
かと思えば、楽曲は1曲あたり7分とか9分とか長い。実際のレコーディングはそうだったらしく、オリジナルのアルバムやシングルカットは削られているという。それがPart1とかPart2とかのバージョン。Soul PowerはPart1から3まであり、このアルバムではフルで8分もの大作が聞けるというわけ。それでもFade Outしていってる。
Funky Drummerも大好きな曲だが、9分の曲にもかかわらず、もっともっと長くても良いよ~と完璧にイッてしまえる。
それでは最後にJBのお言葉を(JB自叙伝「俺がJBだ!」P377より)

実際、70年代を通して、俺はポップチャートで
ヒット曲数がエルビスとタイの38曲になった。
残念なのは、俺の最も強力な音楽のいくつかは
この時期のものなので、
白人の多くがこれを聴き損なったことだ。

ぼくもリアルタイムで衝撃を受けたかった。あ~もう一度見たいよJB。。。
PS:JMB 1周年&300突破おめでとうございます!まだまだこちらで遊ばせて頂きます!
califso / Mar 22nd, 2005 23:30

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