Beyoncé (Coachella 2018)
Coachella Valleyは南カリフォルニアの例えばPalm SpringsとかJoshua Tree National ParkとかIndian Wells(大坂なおみが優勝したところ!)とかモハベ砂漠(いや、コロラド砂漠?)あたりで、その一つの都市であるコーチェラでは毎年Coachella Valley Music and Arts Festival が行われていて、これがかなり大きな規模で盛り上がっている。
Coachella Festivalは基本白い人の参加者が多いわけだが、それでも毎年ブラック系もそこそこ出演していて、2018年はJorja Smith, Kali Uchis, Cardi Bあたりを現地で纏めて観れたら幸せだななんて思いつつ、残念ながら家でYouTubeストリーミングでいくつか見たりしていた。が、特にこれまでさほど興味無かったBeyoncéのステージがSNSでえらい話題になっていて、YouTubeで早速検索すると、オーディエンスが撮ったものが上がっていた。なんとも驚愕のステージだ w
ビヨンセステージのテーマはブラックなマーチングバンドと踊りなのだが、それは説明するよりホンモノのSouthern University Band & Dancing Dollsの映像をご覧いただこう。
そして、Coachella 2018 のビヨンセのステージ!
ビョンセバンドのドラマーVenzella Joyの太鼓から始まり、マーチングバンドの圧倒的な音圧でダンサーの入場、そして、髪を風になびかせ仁王立ちでビヨンセが登場。150人規模のステージは音圧も演出も圧倒されるばかりで、これは歴史に残るステージになったことは間違いないだろう。オープニングからメドレーで曲が続き、8:50あたりから歌われるのは黒人の国歌といわれるLift Every Voice and Singだ。Coachella のオーディエンスの前で行ったこのパフォーマンスに意味がある。
翌日からは「Beyonce Follows Coachella Triumph by Announcing $100,000 in Scholarships for Historically Black Colleges」なんていう粋なニュースや、「Beyoncé knew Coachella’s white audience wouldn’t understand her set. That’s why she did it.」などの記事が出ている。どれもこのステージを称えるものばかりだ。
YouTubeの正式なストリーミングは再放送されたようだが(見逃した・・・)、今後は正式なものは公開されないようである… 残念である…
ということで、オーディエンスの一人がシェアしてくれたビデオを。。。
何度見ても鳥肌をたてている。