Keola BeamerのDVD「The Art of Hawaiian Slack Key Guitar」

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さて、Keola Beamr(ケオラビーマー)のDVD「The Art of Hawaiian Slack Key Guitar」が届きました。
これは彼自身がHawaiian Slack Key Guitarの講師を務めてくれるDVDです。
あ~でも海を渡ってきたDVDだから英語だ。。。

中1の時、ギターをもらった。最初にしたことはチューニング。
やりかたなんか知らなかったから誰かに聞いたと思う。幸いピアノが家にあったし、小学校の頃習わされてたから音合わせはあまり苦労しなかったな。
でもチューニング方法を誰かに聞くことが出来なかったらどうするんだろう。
ハワイの人たちは誰にも聞けなかったもんだから、曲に合わせたチューニングをしたんだ。
Slack Key Guitarの歴史の始まり。
そのことを知るまでは、EADGBEからしか発想がなかったな。
この事実は音楽を楽しんできた中で2度目の衝撃。
1度目は2台のターンテーブルで曲の何小節かをつなぎ合わせて別の曲にしてしまったり、ある曲にべつの曲を乗せてしまう、今は普通にDJのやってること。20年前は衝撃的だった。
そんなあたまの柔らかさやルールに縛られない発想が大好きだ。
今の自分にもものすごい影響を与えてる。
まだまだSlack Key Guitarってメジャーじゃないだろうな。
でもTVなんかで耳にする機会はずいぶん増えてきた。
Slackは「緩い」。
多くの曲は普通のギターのチューニングよりも低いチューニングをする。
例えば、CGDGBE。6弦なんか長3度下がってる。ぶよんぶよんの音。
でも、緩くて気持ちよい音になる。説によると、100以上のチューニング方法があるとか。
そんなチューニングで、ベースとコードとメロディーを1本のギターで一人の人が演奏しちゃう。
もちろんHawaiian。
MAKANAはインタビューで「Hawaiianはきっと皆欲張りなんだ」って言ってたな。
そして、テクニック的なことより音楽にとって一番大切なことは文化。
ハートも文化の上にある。
柔軟な考えのハワイの人たちが、いろいろな音や要素を取り入れて、今のスタイルを作ってる。
でもどれを聞いてもHawaiianミュージック。一番大切な文化があるからだね。
あ~ハワイに行きたくなってきたぞ!ずいぶん行ってないぞ!
ホントちょっとでよいからHULAの文化に触れたい。。。
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さて、Keola Beamr(ケオラビーマー)のDVD「The Art of Hawaiian Slack Key Guitar」が届きました。
これは彼自身がHawaiian Slack Key Guitarの講師を務めてくれるDVDです。
あ~でも海を渡ってきたDVDだから英語だ。。。
彼やSlack Key Giutarのルーツを語ったあとにSlack Key Giutarの演奏方法の解説が始まります。
チューニングから弦を弾く位置でのToneの付け方による表現や、フレットを押さえた弦のハーモニックスの出し方など、かなり細かいテクニックを丁寧にギターを実際に弾きながら教えてくれます。
テクニックは画面左上にサブウィンドウが出て、右指と左指の動きが同時に見ることが出来るので、とてもわかりやすいですよ。
そして、ちゃんと曲も演奏してくれます。見とれちゃいますね。
曲を演奏し終わった時に見せる彼の幸せそうな顔が、Slack Key Guitarの本質なのかななんて思えちゃいます。
そして、このDVDは彼が演奏している曲の楽譜付き!Slack Key Guitar始めてみたいなんて方は買いですよ!絶対!
Keola Beamerのサイトhttp://www.kbeamer.com/でも買えるみたいだし、日本のAmazonでも取り扱ってるみたいですね。
ギターは弾けるけどSlack Key Guitarは腰が退けてしまってる方。
まずはDGDGBDのチューニングにしてみて!そう、開放でGのコード。
適当に弾いて12フレットを軽く押さえてハーモニックス出せば幸せになれますよ。
ケオラみたいに弾くのはそりゃ難しくても、コードくらいけっこひけてしまうもんです。
ゆるーい気持ちでね!

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