Jim Dunlop Jazz III
今日、久しぶりにピックを使ってギターを弾いた。で、気づいた。
15歳くらいからずっと一緒なんだなぁと思って。
何年間かは、、、以下から想像を(^^;。
出会いは、、、
—-
確か中3、SQUAREを見たくて六本木Pit Innへ。
1st、2ndアルバムあたりの頃だったかな。
中学生の男の子二人が、ラジカセもって、、、
飲み物のオーダーはジンライムだった記憶。
まだ酒を受け付けないカラダだなんて知らなかったし。。。
ライブハウスですからねぇ、煙草も燻らしますわ。
今にして思えば、お小遣いでそんな事してはいけません。
そしてライブを夢中で見ましたね。
1stのLucky Summer Ladyは好きなアルバムで、
ギター小僧としては安藤まさひろさんの
なんだか甘いギターの音にやられていたわけです。
ライブの合間に一番前に陣取っていた少年は、
「すいません、ピックください!」
安藤さんは優しい笑顔で、ピックくれました。
そのピックがJim Dunlop Jazz III。
—-
謎が解けましたね。
もの凄く厚いピックで殆どしならないくらい堅いのですが、
材質がナイロンで柔らかい。
一般的なおにぎり型のピックの2~3回り小さい。
その堅いのに柔らかいピック、甘い音が出せるのです。
なんか弦の上でコロコロと転がせるような、弦の上を滑るような。
それ以来、ピックはこのJazz IIIしか使ったことがありません。
10年くらいギター弾いてなかった間も、ガラクタ箱や、小銭箱や、
いろんな所にJazz IIIは転がっていて、気にもしないけどそこにあった。
現在も生産されていて昔と同じように簡単に手にはいるのだが、
残念なことに何時からだか、ただただカチカチに堅い材質になってしまった。
品質も悪くバリも付いたまま。
あの頃の音はもう出すことが出来ないなぁ。
ついでに色も、少し明るい赤になってしまった。ちょっと安っぽい。
でも、代わりがないからいまだに愛用。。。
新しいピックを探す気もないから、きっとこれからも。。。
califso / Jul 5th, 2005 00:31