MAKANA in Japan(ライブレポ その1)

Pocket

参照:MakanaLive.com
大好き以上に重要なアーティストは?ぼくの場合はLed ZeppelinとJames Brown。そしてこの日、MAKANAがその一人に加わった~。これは幸せなことだよね。
う~難しい。ライブレポなんて初めてだし、だいたい、文章で音楽を表現できる才能は無い(^^;。
でも、思い出だし記念に。。。
今回は彼単独のライブではなく、イベントの一部。
それでもトリなわけだから期待度は伺える。
さて、MAKANA登場!
むちゃくちゃラフな感じ。ゴムぞうりだし。
さて、そのゴムぞうりは脱いで裸足のステージ。
でも彼にとっては重要なことなんだ。
だって、照明でエフェクターのディスプレーが見えずらいのを、ゴムぞうりをライトよけにしてたから。
なるほど。


今回はパーカッションのJan Jeffries “Ms. Rhythm Speaker”とのデュオ。
彼かと思ったら彼女(^^;は、アフリカの打楽器ジャンベ(Djembe)を演奏。
Slack Key Guitarとアフリカの融合だ。
このへんも彼の伝統に囚われない自由さを感じる。
ステージの時間は20分ほど。
1. Koi
2枚目のアルバムKoi Auのタイトル曲。
チューニングはTaroPach D-G-D-G-B-D。
いきなり腰を抜かすほど難しい曲、Koiでオープニング。
ライブで本当に同じように弾けるのだろうか?とCDで聴いて思っていた強烈な曲。
弾いちゃうじゃないですか。彼がいろいろなものを消化した上でのSlack Keyだが、
指の動きはRockですね。いわゆる伝統的なSlack Key Guitarを弾いてきた人にはちと難しいだろう。
フィンガーピッキングもこれはなかなか真似できないほど複雑。
本人も演奏後右腕をいたわってました。そりゃそうだ、動きが激しすぎる。
紹介がてらのパーカッションJanのソロもあり。
2. Na Ka Pueo
3枚目Kiho’aluからの歌もの。これはわかりやすいHawaiianだ。
チューニングはKoiと同じ。
少々女性的で澄んだやさしい歌はギターと対照的だ。
ベース、コード、メロディーを1本のギターで奏でながら歌えるというのはどういうことなんだ。。。
かなり感動的。
3. E Nihi Ka Hele
アルバムKoiの3曲目。歌もの。
6弦はCまで下げてます。多分C-G-D-G-B-D。自信なし。
バリ島から世界へ旅立つ船出の唄。なんて曲前に説明していた。
と、ちゃんと聞き取れたわけではなく、ブックレットに本人が語った話が載っていたのでおぼえてたから。
未来へ向かっていく希望感あふれるギターから始まる。
Hwaiianではあるが、そこからより拡がっていこうとしているMAKANAの可能性を感じる曲だ。
4. Poi Song
PoiはHawaiiの料理。茹でたタロイモを水を加えながら煉る。とにかく煉る。
この曲は彼のショーには欠かせない曲。
アクロバチックに左腕で煉る。
ネックの上から腕を通して弦をスライドさせる。
ネックの上から指も使うし、ひじも使う。
しまいには足のふくらはぎも使ってスライド。
ハーモニクスもネックの上から。
これは会場沸きますね(^^。
MAKANAのサイト(www.makanalive.com)にこのPoi Songのライブ映像がありますので、ぜひご覧ください(要QuickTime)。
5. Ku’ulei ‘Awapuhi
アルバムKiho’aluの4曲目の歌もの。
大きくチューニングをいじっていたような気がしたが、よくわからない。
この曲は歌が良い。透明感のある彼の声はQueens Squareにこだましていたでしょう。
オープンな会場の周りをぐるっと見渡すと、そう、金曜日ですから、ビジネスマンやOLの方々も乗り出して聴き入ってました。
良いでしょ?通りすがりの人々の心もつかめる美しい曲。きっとお仕事中の方々はリフレッシュできたでしょう。
この曲、MAKANAサイトで試聴というより、ダウンロードできちゃいます。

6. Only You
デビューアルバムのMAKANAの1曲目。
開放の12フレット2~5弦でアルペジオがイントロの歌もの。
Hwaiianという枠からははみ出ているでしょう。ストレートな良い曲です。
6弦からD-A-C#-E-A-E、開放でAmajOnDのチューニング。
この曲のコードを取ってみると、複雑に指を動かすことなく弾ける。
でも、ほんとに複数のチューニングをものにするということは、
そのチューニングでコードの押さえ方が身についてしまっているということ。
なおかつ、間奏でそれとなくギターのソロが入るわけで、多少でもアドリブを交えてということは、
それはそれは気が遠くなるほどのことを論理的にも感覚的にも身に着けないとならない。。。
なんとなく弾けるのは弾けたうちに入らず(^^;。
この曲も、MAKANAサイトでダウンロードできちゃいます。

しかし、MAKANAは凄い。
決してテクニックが凄いから良いといっているわけではなく、スピリチュアルな部分から感じるもの、心を打つ音楽が素晴らしい。
その表現には彼の派手すぎるくらいのテクニックは邪魔になっていない。
テクニックは彼を決定付けているもの。
大好き以上に重要なアーティストは?
ぼくの場合はLed ZeppelinとJames Brown。
そしてこの日、MAKANAがその一人に加わった~。
これは幸せなことだよね。
ギターのテクニック的なことも色々わかったので、これはまた改めて。
8/3もライブ見に行くので、感じたり聴くだけではなく、研究ためにじっくり見てこよう。
感じたり聴いたりだけはいつの日かHawaiiでね。やはり空気感がね(^^。
もう買っちゃってください。
以下Amazonへ。
1122738104_1.jpg
MAKANA / MAKANA (1999)

1122738104_2.jpg
Koi Au / MAKANA (2002)

1122738104_3.jpg
Ki Ho’alu: Journey of Hawaiian Slack Key / MAKANA (2003)

(SKG)
califso / Jul 31st, 2005 00:41

Leave a Comments

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください