Newport Beach
参照:暴動のL.A.
今見るとMiami Vice風な色の写真なので記念にアップ(^^。
想い出多い写真。
1992年。暴動中のL.A.。
予約してあった2ドアのフルサイズにアップグレードクーポンを出すと、
ブルーメタリックのCamaroがぼくの車に。
派手な車。トランクもないガラス張りのハッチバック。
安全確保は裕福そうな土地を転々とすること。
Orange CountyのNewport Beach。
晴れた日にのんびりと過ごすにはとても良い、大好きな場所だ。
この橋は(確か)Lido Marina Villageの入り口。
夜中だというのに宿泊先のB&Bに帰る前に記念撮影。
写真を撮ったことにより、大きな問題を抱えることとなるとは・・・。
—-
車に戻ると、いやなニオイがした。
残ったチキンをDoggy Bagに入れてもらっていたがあまりにも臭う。
それにしても・・・。
アクセルを踏む足がなにかおかしい。
足を浮かしてみる。
・・・大変なことに気づいた。
ウ、ウンコ踏んでた!
この状況に我慢しながらスーパーマーケットまで走る。もちろん窓は全開だ。
すいている駐車場。入り口から少し離れた場所へ車を止める。
車を降りて足の裏を地面にこすりつけたまま歩き続ける。
出来る限り店内へ持ち込まないための優しさだ。
その優しさを裏付けるのがCamaroを駐車した位置だ。
多めのミネラルウォーター、靴用の洗剤、ブラシ、ペーパータオルを買う。
レジで紙袋かビニール袋か聞かれ、大きな紙袋に入れてもらう。
車の陰で靴の裏を洗う。ミネラルウォーターを多めに買っておいて良かった。
何回か丁寧に洗いその都度ミネラルウォーターで流す。
濡れた駐車場の地面は黒く拡がっていく。
ドロドロドロドロ・・・。
ゆっくりと四輪駆動のFord Pic Up Truckが近づいてきた。
若い男4人がぼくを見ている。顔は笑っていない。
通り過ぎても窓から身を乗り出して。
ひとりが何かを気づいたようで仲間に知らせる。
「ギャ~ハッハッハッハ」。
どうやらぼくの状況を理解したようだ。
Fordはゆっくりと駐車場をまわり、ぼくの前に戻ってきた。
大きく身を乗り出した男は、気づいたとき以上の声の大きさで
「ギャ~ハッハッハッハ」。
さすがにぼくも笑うしかない。
部屋に戻った。開けたドアの脇に靴を脱いで並べる。
ニオイが残っていなければよいが・・・。
明日はスニーカーを買いに行こう。
Doggy Bagに詰まったチキンは、やはり食べる気にならない。
きっと明日の朝も食べないだろう。
いや、しばらくチキンは注文するまい。
califso / Apr 14th, 2005 22:47